【山口】同姓同名の別人の家族に空き家解体要請、60万円で更地に…土地と戸籍の住所照合せず
山口県周防大島町は12日、町内の沖家室島にある空き家の解体を所有者と同姓同名の別人の家族に要請するミスがあったと明らかにした。要請を受けたこの家族は計約60万円の解体費を業者に支払って更地にしており、町は陳謝した上で全額を賠償した。町によると、空き家が倒壊する恐れがあるとして、担当の男性職員が昨年2月に戸籍システムで所有者を調べた際、誤って同じ島に戸籍があった同姓同名の別人の家族に連絡を取って解体を求めた。