接種後の心筋炎・心膜炎、どう考える? 「接種者」に対する割合と、「入院患者」に対する割合を比較 ★4
心筋炎は一般的に、心臓の筋肉に風邪などのウイルスが感染して炎症が起き、心筋の収縮不全や不整脈などが起きる病気だ。発熱や悪寒など風邪に似た症状が出た後、胸の痛みやだるさ、息切れ、脈の異常などが症状としてあらわれる。心筋の周りの膜である心膜だけに炎症が起きる場合は心膜炎という。m(メッセンジャー)RNAワクチンと呼ばれるタイプのコロナワクチンの接種後にも心筋炎・心膜炎がごくまれに起きることが、国内外で報告されている。