滞納金2億円が未徴収のまま時効に 森町「農家の土地を差し押さえることで農業が立ち行かなくなる」
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北海道の森町で、下水道などに関する町民の負担金およそ2億530万円が未納のまま、時効を過ぎていたことが分かりました。町は欠損金として今年度中に処理する方針です。森町によりますと、未納のまま時効が過ぎていたのは、農地の改良事業である「国営駒ケ岳土地改良事業」の1996年から2016年までの受益者負担金(36戸)と施設使用料(34戸分)、下水道事業の2001年から2016年までの受益者負担金(956件)で、合わせておよそ2億538万円に上ります。