【感染症対策の第一人者】「年明けから大多数の人の免疫が落ちてくる。来年1月以降、いかに3回目のワクチン接種を行き渡らせるかが大事」
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会のメンバーで、東邦大医学部の舘田一博教授(61)=長崎大医学部卒=が9日午後、西日本新聞の単独インタビューに応じた。50カ国以上に急拡大し、世界保健機関(WHO)も警戒を呼び掛ける新たなコロナ変異株「オミクロン株」に、われわれはどう向き合うべきか―。国内の感染症対策の第一人者が今、考えていることを、分かりやすくかつ丁寧にお伝えする。