【茨城】「コジマ電機学園都市店」閉店で、日本一安い「つくば電気街」が消えた。その誕生と繁栄の歴史
今年2021年8月15日、茨城県つくば市にある家電量販店「コジマ学園都市店」が26年の歴史に幕を下ろした。この何の変哲もない、どこにでもありそうな家電量販店の閉店は、実はある「特別な意味」を持つ。それは、この店舗の閉店によって「つくば電気街」が消滅するからだ。今となっては知名度もない、つくば電気街であるが、1990年代後半には「日本一安い電気街」として茨城県内一円や、県境を越えて千葉県など、東西約100キロ圏内からの買い物客が訪れるほどの集客力があったという。