【コロナ】免疫学の第一人者、宮坂昌之・大阪大名誉教授 「日本の第5波収束 背景に短期間での高い接種率」
新型コロナウイルスに翻弄(ほんろう)された2021年。秋以降、流行の波も収束したかに見えたが、新しい変異株「オミクロン株」の登場で、先行きに不透明感も漂う。22年、我々はコロナを克服できているのだろうか。免疫学の第一人者として知られる宮坂昌之・大阪大名誉教授に話を聞くと、希望も見えてきた。【聞き手・中川友希】第5波収束 背景に短期間での接種率
――21年の日本の感染対策をどのように評価していますか。