【森友学園問題】ニッポンは「ひきょう」な国か 財務省公文書改ざん問題の本質
2021年で最も印象に残った言葉は「ひきょう」である。森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題の本質は、財務省にとっては決して探られたくない、どす黒い腹の中にある。そこにふたをして「すべて認めます」との判断が、裁判用語でいう「認諾(にんだく)」。自死した赤木俊夫さん(当時54歳)の妻雅子さん(50)が国に損害賠償を求めていた裁判は、12月15日に国側の認諾で決着し、雅子さんが「不意打ちでひきょうだ」と悔しがった。
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2021年で最も印象に残った言葉は「ひきょう」である。森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題の本質は、財務省にとっては決して探られたくない、どす黒い腹の中にある。そこにふたをして「すべて認めます」との判断が、裁判用語でいう「認諾(にんだく)」。自死した赤木俊夫さん(当時54歳)の妻雅子さん(50)が国に損害賠償を求めていた裁判は、12月15日に国側の認諾で決着し、雅子さんが「不意打ちでひきょうだ」と悔しがった。
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