【オミクロン株】専門家 「2回の接種でも重症化はある程度抑えられるが、3回目の接種を行えば、発症や重症化の予防効果が高まる」
新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の市中感染が岐阜県内でも広がり始めている。感染力が強く、今後の爆発的な感染拡大が懸念される中、県の専門家会議メンバーで県医師会長の河合直樹医師は「感染力はデルタ株より3倍ほど強い。今のところ肺炎は少なく、鼻や喉の症状が中心で比較的軽いが、せきやくしゃみ、大声を出すことで周囲にウイルスが広がりやすい」と指摘し、第6波につながる感染急拡大を引き起こさないために、マスク着用や部屋の換気など基本的な感染対策の徹底を改めて呼び掛ける。