【BBC】ワクチンは外側のスパイクに狙いを定める。ただそれは変異する。一方で人体のT細胞は(内部の)ウイルスを標的にする。
現在のワクチンは、新型ウイルスの外側にあるスパイクタンパク質に狙いを定めている。ただスパイクタンパク質は、新たな変異株の出現とともに変わることがある。一方で、人体のT細胞はウイルスタンパク質を標的にする。ウイルスタンパク質は変異株ごとの変化が小さい。そのため、T細胞の働きを利用するワクチンは、COVID-19に対する予防効果を、より広く、長く提供できると、ラルヴァニ教授は説明した。