【フランス・パリの大学病院医師】「ワクチン接種拒否者は集中治療を辞退すべきだ」、看護師 「未接種者に怒りを覚える」
新型コロナウイルスに感染した入院患者の増加により、病院職員の人手不足が深刻となっているフランスで、ワクチン接種拒否者は集中治療を辞退すべきだとする医師の提案が議論を巻き起こしている。医療現場でも賛否は分かれており、仏紙フィガロは「医療倫理が崩壊しつつある」と警告している。発端は、パリの大学病院のアンドレ・グリマルディ名誉教授が2日付の日曜紙ジュルナル・デュ・ディマンシュに宛てた寄稿。