「カナダ郵便が感染源の可能性」 北京市当局、オミクロン確認で
北京市保健当局は17日の記者会見で、15日に北京市内で初めて確認された新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染源について、「国外からの物品による感染である可能性を排除しない」と指摘した。7日にカナダから送られ、11日に北京に到着した郵便物が、感染源となった可能性を示唆した。保健当局者はその根拠として、感染者の発症前2週間の濃厚接触者69人や接点があった可能性のある1万6547人全員がPCR検査で陰性だった一方、カナダからの郵便物の表面や内部から陽性反応が確認されたことなどを挙げている。