【100年前のスペイン風邪】日本の人口の4割が感染・・・ワクチンや薬も何もなく、「医者もお手上げだった」
新型コロナウイルスの第5波が日本各地を襲っている。2020年1月に国内初の感染が確認されてから2年がたち、陽性者数は170万人(うち死者数は約1万8000人)を超えた。世界では100年ほど前にもインフルエンザ「スペイン風邪」が猛威を振るい、十勝管内でも多くの罹患(りかん)者が生じた。当時の十勝毎日新聞でも「コレラ赤痢チフス等よりも恐ろしい」などと報じ、ワクチン接種の必要性など新型コロナとの時代を超えた共通点も見られた。