【社会】長野で山岳遭難死増加、交通事故死上回る 県警「力量にあった山に」
高億翔2022年1月17日 10時23分
長野県警山岳安全対策課は、2021年に発生した山岳遭難が257件、276人だったと発表した。コロナ禍で登山客が減っていた2020年から74件、78人増と大幅に増えた。死者数も増加し、2020年の32人から47人に。同課は昨年の県内の交通事故死者数(45人)を上回る状況について、少なくとも過去10年で例がなく、「レジャーという“非日常”が、日常を上回ってしまった」として慎重な登山を呼びかけている。