「早く帰りたくて赤信号横断」事故の原因となる歩行者、加害者として摘発されるケース相次ぐ
「交通弱者」として保護されてきた歩行者が、交通事故の加害者として警察に摘発されるケースが相次いでいる。ルールを無視した歩行者の行為が引き起こす重大事故が多発しているからだ。警察は悪質な歩行者に警告書を交付する取り組みを始めるなど対策を強化している。(森安徹)より重い罰則で
「早く帰りたくて信号が赤のまま横断してしまった」歩行者として事故の刑事責任を問われ、昨年9月に重過失傷害容疑で書類送検された50歳代の看護師の男は高知県警に対し、こう話したという。