大阪IR、公費負担ゼロのはずが… 790億円の巨額支出に批判
大阪府・市が誘致を進めるカジノを含む統合型リゾート(IR)の整備計画の公聴会で、市が建設予定地の土壌対策費として約790億円を負担する方針を決めたことに府民らから批判が相次いでいる。府市はこれまで「IRで公的負担はない」と説明してきたためだ。前例のない措置で、判断の妥当性を問う声が強まっている。「市長は約束を破った」
「本来は背信行為だ」
「カジノ業者のために多額の公費を使う必要があるのか疑問だ」23日に始まった府民向けの公聴会で790億円の負担への批判が続出している。