【アメリカ】感染拡大で医療崩壊、コロナに関係がない入院でも、治療が受けられずに患者が死亡するといった、悪夢のような状況も
米国では、新型コロナウイルスのオミクロン株の爆発的な感染拡大で、各地が医療崩壊に見舞われている。その主な理由は、人手不足だ。米疾病対策センター(CDC)は2021年12月末、一般の感染者の隔離措置を発症後10日から5日に短縮する方針を示した。これは経済的観念からの措置と見る向きもあり、批判も出た。加えてCDCは、直近にワクチン接種(ブースター接種を含む)を受けた医療従事者の場合は、たとえハイリスクの濃厚接触があった場合でも、自宅待機や検査なしに就労し続けてもよいとするガイドラインを出した。