【ワクチン接種】妊婦のコロナワクチン接種、「努力義務」課す方針 重症化リスクあり
枝松佑樹2022年1月26日 16時37分
新型コロナウイルスワクチンの接種をめぐり、厚生労働省の専門家による分科会は26日、妊婦に対して予防接種法に基づく「努力義務」を課す方針を了承した。努力義務は法的な強制力はないが、強く接種を呼びかけるものだ。妊婦については、製薬会社が実施した開発段階の臨床試験(治験)の対象から除外されていたため、分科会は昨年2月に議論した時点で「胎児への影響が必ずしも明らかになっていない」などと評価。