引きこもり18年 母と姉を殺害した男(41)「安定した低空飛行をつぶされた」「ネガティブな削りをされてきた」「流れ弾に見せかけた狙撃だ」
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千葉県流山市の自宅で引きこもり生活を18年間続けた41歳の男は、2020年大みそかの夜、母=当時(72)=と姉=当時(42)=を殺害した。法廷では終始淡々とした様子で、マスク越しでも分かるほど表情を一切変えず、どこか人ごとで諦めにも似た無気力さを漂わせた。男が凶行に至った原因は何か。千葉地裁で1月28日まで開かれた計4回の公判証言から浮かび上がったのは「安定した低空飛行だった引きこもり生活をつぶされた」という理由だった。