待機期間の短縮「考えていない」 濃厚接触者巡り厚労相
後藤茂之厚生労働相は22日、新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者の待機期間を巡り、さらなる短縮は「現時点では考えていない」と述べた。同日の閣議後記者会見で報道陣の質問に答えた。現在、一般の人は7日間、介護職員ら「エッセンシャルワーカー」は検査を組み合わせることで5日目に解除できる。ただ政府対策分科会の尾身茂会長は20日のテレビ番組で「もう一つ柔軟にする議論をそろそろ始めた方が良いのではないか」と発言するなど、さらなる短縮をもとめる意見が出ている。