ウクライナ侵攻 中国人の専門家「世界は二極化へ踏み出した」
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が国際的にもたらす影響について、中国の外交政策に詳しい中国人民大学の時殷弘教授はNHKのインタビューで、「世界は二極化に向けて大きな一歩を踏み出した」と述べ、西側諸国と中国やロシアとの対立が激しさを増していくという見方を示しました。この中で時教授は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻をめぐって「中国はウクライナに対するロシアの行動の大部分は支持していないが、公然と批判もしていない」と指摘したうえで、中国は明らかにロシア寄りの立場をとっていると強調しました。