【小売電気事業者】会社資金横領容疑で福島電力元社長を逮捕 総額3憶5000万円超か
「福島電力」(福島県楢葉町、破産)の資金を着服したとして、警視庁組織犯罪対策3課などは、業務上横領の疑いで、元社長の宮川真一容疑者(46)=大阪市住之江区=を逮捕した。「記憶にない」と容疑を否認している。組対3課によると、福島電力の使途不明金は3億5千万円超に上り、詳しい資金の流れを捜査している。逮捕容疑は平成30年4月、福島電力の自称元顧問の男(36)と共謀し、男が起訴された別の詐欺事件の弁護士費用支払いのために、資金約217万円を法律事務所名義の口座に移し、横領したとしている。