【安全安心】福島県産食品、2010年に152トンの輸出量は震災後2.4トンまで減少「世界で最も厳しい検査」も問われるマスコミと首都圏の責任
風評被害を伝える上で避けては通れない課題が「海外の輸入規制」だった。最大で55の国・地域が行った福島県産食品などの輸入規制、2010(平成22)年度に152トンだった輸出量は震災後の2012年度には2.4トンまで減った。しかし、今年度はシンガポールと米国が規制を撤廃し、欧州連合(EU)も緩和した。2月には県産農産物の大口輸出先だった台湾も緩和し、英国も早ければ今春の規制撤廃に向けた手続きに入るなどの動きがある。