共産、井上議員 中国との対峙を意図した米軍中距離ミサイルの日本配備は「日本を米中の紛争に巻き込むことになる」と批判
日本共産党の井上哲士議員は8日の参院外交防衛委員会で、中国との対峙(たいじ)を意図した米軍中距離ミサイルの日本配備について「米国と協議したのではないか」と迫り、「軍備対軍備の悪循環を広げ、日本を米中の紛争に巻き込むことになる」と批判しました。米インド太平洋軍は2021年に米議会に提出した書面で、アジア太平洋地域での米軍の戦力増強に向け、中国と対峙するため、沖縄など「第1列島線」に沿って射程500キロメートル超の地上発射型ミサイルの配備を要求しました。