検察捜査の違法性、どう判断? 大阪・東住吉女児焼死の再審無罪で
「冤罪の冤の文字は…」異例の勧告 再審無罪の殺人、捜査の違法性は大阪市東住吉区で1995年、女児(当時11)が焼死した火災を巡り、殺人罪などで無期懲役が確定した後に再審無罪となった母親の青木恵子さん(58)が、捜査の違法性を問うた国家賠償請求訴訟の判決が15日午後2時、大阪地裁で言い渡される。青木さんは判決を前に朝日新聞の取材に応じ、「冤罪(えんざい)を二度と生まないため、警察だけでなく、検察の捜査の違法性も認めてほしい」と訴えた。