【池袋暴走事故】賠償金抑えようとする損保会社、医療費支払い拒否・心に傷負わせる主張…事故後の「二次被害」深刻
交通事故で家族を失うなど心身に深い傷を負った上、加害者側が契約する損害保険会社の対応による「二次被害」に苦しむ遺族や被害者が少なくない。遺族団体は「遺族や被害者の尊厳を踏みにじるような言動は許されない」として、近く損保会社を所管する金融庁などに改善を求める意見書を出す。ブログを「つまみ食い」
「ここまで乱暴な主張をされるとは思わなかった」2019年4月に東京・池袋で起きた乗用車の暴走事故で、妻の真菜さん(当時31歳)と長女の莉子ちゃん(同3歳)を亡くした松永拓也さん(35)はそう話す。