【ワクチン陰謀論】根拠のない情報はどう生まれる? ビジネス目的の可能性
それにしても、こういった陰謀論はどこから生まれるのか。その疑問を考える上では、海外で行われたある調査結果が興味深い。ワクチン接種が始まって以降、海外では「ワクチンを打つとチップが埋め込まれて監視される」「接種すると不妊になる」といった根拠のない反ワクチン情報がSNSで拡散された。アメリカ・イギリスを拠点とする民間調査団体CCDH(デジタルヘイト対抗センター)がこれらの情報を分析すると、拡散された情報の65%がわずか12人のインフルエンサーによって生み出されたものだと分かったという。