【公明党】自民・国民接近で公明豹変 相互推薦、トリガー条項「国民民主に手柄を独占させてはならない」
公明党は、ガソリン税の一部を軽減する「トリガー条項」凍結解除や、夏の参院選選挙区での自民党との「相互推薦」をめぐり、当初の方針を相次いで転換した。近づく参院選を意識した動きでもあるが、公明の影響力を奪いかねない自民と国民民主党との接近を牽制(けんせい)する意味合いの方が大きそうだ。「これまでの準備の遅れを取り戻すべく最大限、準備を急いでいきたい」公明党の石井啓一幹事長は18日の記者会見で、参院選に向けた自公の選挙協力に関してこう語った。