【ロシア企業】カスペルスキー、米が安全保障上の脅威に指定…4億人超利用のセキュリティーソフト カスペルスキー「失望している」
米連邦通信委員会(FCC)は25日、ウイルス対策ソフトを手がけるロシアの情報セキュリティー会社「カスペルスキー」を安全保障上の脅威がある企業に指定したと発表した。米政府は2017年、サイバー攻撃に悪用される恐れがあるとして、政府機関での同社製品の利用禁止を決めていたが、米国からの排除を一段と強める。FCC幹部は声明で、「ロシアが国家として支援する組織によるスパイ活動などの脅威から、ネットワークを保護する」と述べた。