ロシアの国連人権理事国資格、停止の可能性 資格停止求める決議案を採決へ
193カ国で構成される国連総会は7日、ロシアが国連人権理事会で理事国を務める資格の停止を求める決議案を採決にかける。主導する米国は採択に自信を見せ、資格停止となる可能性が高い。欧米は、ロシアを国際機関から強制的に追放することで、ウクライナにおける被害の深刻さを示す狙いがある。ロシアが2月24日にウクライナへ侵攻してから、国連総会はロシアを非難する決議(賛成141カ国)、ウクライナの人道状況をロシアの責任だとする決議(同140カ国)を採択している。