【広島県立広島病院長】「3回目のワクチン接種率が上がるにつれて高齢の患者がずいぶん減った」
新型コロナウイルスの感染者が再び増加する一方、医療現場からは高齢者への3回目のワクチン接種が進んだ結果、重症患者の数が抑えられているといった指摘が出ています。広島市南区にある県立広島病院はこれまでコロナ患者専用の病床を94床確保し、重症や中等症の患者の対応にあたってきました。1月下旬から2月中旬にかけての感染の「第6波」ではほとんどの病床が埋まりひっ迫した状況が続いていましたが、感染状況が落ち着いたため4月に入ってから病床を53床まで減らしました。