【北海道】知床の不明船、同航路で昨年2回事故 国交省、24日にも監査
北海道・知床半島沖で遊覧船「KAZU Ⅰ(カズ ワン)」が浸水した事故を受け、国土交通省は23日夜、事故対策本部会議を開いた。斉藤鉄夫国交相は、同船から知床岬灯台の南西約14キロの海上で浸水したとの通報があったことを明らかにし「船や乗客の発見には至っていないと報告を受けている」と述べた。その上で「海上保安庁は引き続き人命救助を最優先に全力で捜索活動に当たり、海事局は今回の(事故の)遊覧船事業者に対する監査を早急に実施してほしい」と指示した。