【ゲームチェンジャー】期待されたコロナ薬、投与2カ月で4千人にとどまる 日本政府は200万人分を購入
新型コロナウイルス対策に変化をもたらす「ゲームチェンジャー」として、期待を集めた米ファイザー社製の飲み薬が使われていない。日本政府は200万人分を購入したものの、承認から2カ月で投与は約4千人にとどまっている。販売名「パキロビッドパック」は、感染すると重症化リスクが高い軽症や中等症の患者が対象だ。一緒にのむことが禁じられている薬が約40種類あることや、オミクロン株で重症化する割合が減り、治療を受けずに快復する場合が多いことが、使用量が伸びない背景にあるという。