【産経】戦時中に予備校でロシア語を学び、シベリア抑留時は収容所で働いた99歳男性、17年かけ大学卒業
【100歳時代】
寿命の延伸と生涯学習の浸透で大学に入るシニアが増えるなか、この春、99歳で放送大学を卒業した人がいる。徳島県美馬市の養鶏業、清水げん市(「げん」は「にんべん」に「玄」)さんだ。17年かけて必要な単位を取得、「戦争で1度諦めた」という大学卒業の夢を実現させた。現在、5千羽のニワトリを飼育するなど元気に仕事を続けるなかでの学習との両立や、何が学問へ駆り立てたのかなどについて聞いた。