【入試】入学金の二重払いになりがちな「追加合格」の減少目指し、私大入学定員の基準緩和へ
文部科学省は、学生の都市部への集中を避けるために厳格化していた私立大の入学定員の基準を、来春入試から緩和する方向で変更する方針を決めた。近年、入試の追加合格が増え、受験生が入学金の「二重払い」を余儀なくされるケースが目立っていた。文科省は、入学者数に関する大学の裁量を広げ、追加合格の減少を目指す。文科省は2016~18年度、大都市圏の有名私大に若者が過度に集中するのを避けようと、段階的に入学定員の基準を厳格化。