【山形】JA融資係長「家庭の事情聞き気の毒に」…勝手に住宅ローン抵当権抹消、1290万円被害
※2022/06/08 17:07
JA庄内たがわ(山形県鶴岡市)は7日、支所の男性融資係長が住宅ローンの抵当権を無断で解除したため、1290万円あまりの被害が生じたと発表した。太田政士代表理事組合長らが同日、同JAで記者会見を開いて謝罪した。今年5月、男性係長を懲戒解雇にしている。同JAによると、元係長は2014年7月、庄内地域の土地と建物に設定されていた抵当権について、農協公用印を盗用して抵当権解除証書を偽造し、抵当権抹消の虚偽登記を行った。