円安「消費への影響、深刻に」 国力低下も懸念―桜田同友会代表幹事
経済同友会の桜田謙悟代表幹事は14日の定例記者会見で、東京外国為替市場の円相場が一時1ドル=135円台の円安水準を付けたことについて、「消費への影響はますます深刻になってくる」との認識を示した。また「今の円安傾向はすぐには元に戻らないだろう」との見通しを語った。桜田氏は、円安進行は日米の金利差拡大によるものとしつつも、「日本の国力に対する見方が円安を加速させているとすれば、経済界としても国としてもかなり深刻に受け止めないといけない」と国力低下への懸念にも言及した。