国交正常化50年、駐中国大使が「潜在力」の青島で交流強化呼びかけ
「青島ビール」などで日本でも知られる中国の港湾都市、山東省青島市を垂(たるみ)秀夫・駐中国大使が訪れ、今年迎える両国の国交正常化50周年を弾みに経済や文化交流を加速させるよう呼びかけた。青島市側も新たな貿易実験区に企業の進出支援施設をオープンさせるなど、対日ビジネスの拡大に意欲を見せている。14日に青島市トップの陸治原・市共産党委員会書記と会談した垂氏は、「青島市は日本人にとってなじみの深い街だが、これまでの経済協力は必ずしも理想的とはいえない」と指摘。