【フランス】「脱悪魔化」で極右が大躍進…ルペン氏「冷たい政策に反対しなくてはいけない」
※2022/06/20 20:39
フランス国民議会(下院、定数577)選の決選投票が19日、実施され、マクロン大統領が率いる中道の与党陣営は過半数を下回る245議席にとどまった。マクロン氏は議会での安定した基盤を失ったことで、年金制度改革などの実現に向けて難しいかじ取りを迫られる。◇
今回の選挙結果で大きな驚きを持って受けとめられているのが、マリーヌ・ルペン氏の極右政党「国民連合」が現有の8議席から89議席へと大躍進を果たしたことだ。