ロシア軍、要衝スネーク島から撤退 「善意の印」と説明
ロシア国防省は30日、黒海(Black Sea)のウクライナ領ズミイヌイ島(スネーク島、Snake Island)から軍を撤退させたと発表した。ウクライナが農作物を輸出できるようにするための「善意の印」だとしている。同省は「6月30日、善意の印として、ロシア軍はスネーク島での作戦を完了し、駐屯軍を撤退させた」との声明を出し、その意図について「ウクライナから農作物を輸出する人道回廊設置を調整している国連(UN)の努力を、ロシアは妨げていない」ということを世界に証明するためと説明した。