【社会】41歳の山上容疑者は「キレる17歳」世代…氷河期「アンダークラス」の高齢化が招く恐るべき未来
安倍晋三元総理を自作の銃で殺害した、山上徹也容疑者(41歳)。その背景について、「民主主義への挑戦である」あるいは「家族の宗教問題が原因である」など、さまざまな議論がなされている。一方で、山上容疑者はいわゆる「氷河期世代」の一員でもあり、社会・経済的な動機も皆無とは言えないだろう。前編記事「山上容疑者の凶行を『民主主義の危機』『宗教問題』で終わらせることへの『強烈な違和感』」に続いて、その周到な犯行の背後にあるものを分析する。