【時事】自民党の参議院新人勧誘、安倍派4人で先行、麻生派2人 安倍元首相の急逝で様子見の新人も多い
自民党の各派閥が、先の参院選で当選した新人らの勧誘合戦を繰り広げている。最大派閥の安倍派はいち早く4人の入会を決めて先行し、麻生派も2人が内定済み。一方、安倍晋三元首相の急逝で党内力学が変化する兆しもあり、様子見の新人も多い。新たな勢力規模が各派の主導権争いに影響するとあって、争奪戦は激化しそうだ。岸田文雄首相(党総裁)率いる岸田派の林芳正座長(外相)は21日の派閥会合で「同志を一人でも増やそうと活動しているが、さらに強化したい」とハッパを掛けた。