【東京新聞】ロシア下院、夫婦が子を持たない幸福や同性愛・性的少数者の権利の宣伝を禁じる法案審議へ
ロシア下院は「夫婦が子を持たない価値観」や、性的少数者(LGBT)の権利について情報を拡散することを禁じる法案を審議する。異性間の婚姻による出産を奨励し人口を増やす狙いだが、さらなる人権侵害につながる恐れが強い。法案は、プーチン政権下で「体制内野党」と呼ばれる共産党や自由民主党が18日に提出。ボロジン下院議長は28日、「非伝統的な価値観のプロパガンダは禁止されると確信している」と述べ、秋に可決されるとの見通しを示した。