【北海道警】弁護士立ち会い「認めない」と通達 警察庁指示と食い違い
捜査機関が容疑者などを取り調べる際に弁護士が同席する「立ち会い」について、北海道警が昨年12月、一律で立ち会いを認めないよう各警察署に通達していたことが分かった。個別に判断するとした警察庁の指示と異なっており、約8カ月後の今月18日に修正する通達を出した。札幌弁護士会や朝日新聞が情報公開請求した資料によると、立ち会いをめぐっては警察庁が昨年5月24日付で「捜査への影響などを勘案しつつ慎重に検討する必要があり、組織的に対応する」と指示する文書を各都道府県警察に出した。