【奈良】「中華帝国傘下になりつつ、伝統的な祭祀を引き継いだ姿にした」 想像で描いた邪馬台国女王の肖像画、今回は中国風に
桜井市纒向(まきむく)学研究センター(奈良県)は、邪馬台国の女王・卑弥呼を想像で表現した新しい肖像画を作成した。シャーマン(呪術者)や巫女(みこ)のイメージで描かれることが多いが、今回は中国風の衣装を身に着けており、「魏(ぎ)に使者を送り、絹織物などを贈られた倭王としてふさわしい姿にした」という。肖像画は同センターの寺沢薫所長の監修で、奈良芸術短大で日本画を学んだ整理員の西田千秋さんが約1か月かけて制作。