【サウジアラビア】首相にムハンマド皇太子 記者殺害関与疑いの過去も サルマン国王が勅令
※2022/9/28 07:12
石油大国サウジアラビアのサルマン国王は27日、勅令を出し、実子で副首相兼国防相のムハンマド・ビン・サルマン皇太子の首相昇任を軸とする内閣改造を発表した。ロイター通信が伝えた。首相職はこれまで国王が兼務していた。皇太子の権限拡大を意味するとみられる。皇太子はすでに、サウジ国内の大規模改革「ビジョン2030」の責任者を務めるなど広範な権力を有しており、王位継承に向けた地ならしの可能性がありそうだ。