日中首脳会談、現時点で何も決まっていない=国交回復50周年で官房長官
松野博一官房長官は28日午後の会見で、明日29日に国交回復50周年を迎える日中関係に関連し、日中首脳会談について現時点で決まっていることはないと述べた。また、国交回復から節目の50年を迎える日中関係について、松野官房長官は「様々な可能性とともに多くの課題や懸念にも直面している」と指摘。日本政府の外交方針として「主張すべきは主張し、対話を重ね責任ある行動を求めつつ共通の諸課題について協力し、建設的かつ安定的な日中関係を双方の努力で構築していくことが重要である」とし、これまでの見解を繰り返した。