企業がSEO対策に捧げる「祈り」 グーグル検索順位が経営リスクに
「検索順位を上げるためにできる施策はやったので、どんと構えている。でも、半分くらいはグーグルに祈りを捧げている」契約書の審査サービスを手がけるリーガルフォース(東京都)の梅村玲司さんは9月中旬、ネット検索大手の米グーグルを「神」に例えてこう話した。梅村さんの仕事は「検索エンジン最適化(SEO)」だ。企業の法務担当者らが、グーグル検索で「契約書 法令改正」といった語句で調べた際、自社サイトが検索順位の上位に表示されるように、サイトの構成や記事などを調整する。