教員採用試験 倍率低下で春ごろに前倒しの案を提示 文部科学省
教員採用試験の倍率が低下する中、文部科学省は、毎年夏に行っている採用試験の日程を春ごろに前倒しする案を示しました。文部科学省によりますと、都道府県などで行われる公立学校の教員採用試験は、少なくともここ20年ほど、6月後半から7月にかけて1次試験が行われています。このため、4月や5月に始まる国家公務員と地方公務員の試験や、6月に採用面接が始まる民間企業に先行され、教員採用試験の受験者の減少につながっているのではないかと文部科学省は分析しています。