侵入の〝突破口〟は給食提供業者か、大阪・病院サイバー攻撃1週間 完全復旧は年越しへ
大阪の高度医療拠点の一つに位置づけられる大阪急性期・総合医療センター(大阪市住吉区)で、身代金要求型ウイルス「ランサムウエア」とみられるサイバー攻撃の被害が確認され、7日で1週間となった。手術は一部再開したものの、電子カルテシステムが使えない状態で、一般外来業務は停止したまま。政府から派遣された専門家の協力も得て復旧を進めており、センターに給食を提供する業者のサーバーから侵入した可能性が高いことが判明したが、完全復旧は来年1月にずれ込む見通し。