テレワークの普及で東京一極集中に変化はあったのか 22年は東京への転入超過が21年よりも大幅に増える見通し
新型コロナウイルス禍により東京離れが叫ばれたが、ふたを開けてみれば、2020年も21年も東京都は転入超過の状態が続き、近隣の埼玉、千葉、神奈川県も転入超過が続いている。22年は東京への転入超過が21年よりも大幅に増える見通しで、人口移動の流れとしてはコロナ前に戻りつつあるように見える。これを確認するために、図1は東京圏を構成する東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の転入超過数(日本人移動者)を、18年から22年まで描いている。